OILED LEATHER

使い込むほどに増す深み

時間をかけてたっぷりとオイルを染み込ませていくことで実現する、しっとりとした手触りと上品な質感が特徴のオイルドレザーです。味わい深い表情がやがて手に馴染み、さらに美しい艶へと変化していきます。

OILED LEATHER

革本来の風合いを活かすために、筋やシワがそのまま表れた素上げ調の革となっております。個性的で力強いシワや細かく均一に入ったシボ、ツルっとした印象の面など、そのシボ感が醸し出す銀面(表面)の表情はひとつひとつ異なります。これらはバラ傷や血筋の跡と共に、天然皮革である証となります。

  • 血筋

    血筋

    血管が通っていた跡が葉脈のような模様となって現れます。

  • バラ傷

    バラ傷

    引っ掻き傷が治った跡。傷のできた時期により風合いが異なります。

  • シワ

    シワ

    人間の皮膚と同じく、動物の皮にもシワが存在します。

  • トラ

    トラ

    首や腹などのシワがよりやすい部分を伸ばした跡です。

OILED LEATHER

クロム鞣しの後にタンニン鞣しを施した、手間のかかるコンビネーション鞣しを行っています。クロムとタンニンの長所を生かした、丈夫で風合いの楽しめる革となっています。鞣しの段階でオイルをたっぷりと時間をかけて染み込ませていますので、使い込むほどに変化を感じられます。

オイルドレザーのエイジング

札幌革職人館のオイルドレザーは使い込むほどに深みが増し、美しい艶に変わっていきます。ちょっとしたことで傷が入りやすいですが、経年変化によって傷も徐々に味わいとなり、しっとりと柔らかく自分だけの革になっていきます。ぜひ自分だけの革を育ててください。

オイルドレザーのエイジング

左:約1年使用

オイルドレザーのエイジング

右:約3年使用

オイルドレザーのエイジング

右:約4年使用

オイルドレザーのエイジング

左:約半年使用

※使用後の商品は過去仕様のため、ステッチの色が現行と異なります。

革職人館の革シリーズで見る

オイルドレザーのメンテナンス

そのままご利用いただいてもエイジングをお楽しみいただけますが、メンテナンス(お手入れ)をしていただく事で、より良い艶感と深みのある風合いを堪能することができます。

オイルドレザーのメンテナンス

普段のお手入れはブラッシングでほこりを払う程度で十分ですが、しばらくしてからは月に一回程メンテナンスとして、ブリオでのケアがおすすめです。
ブリオを付属のクロスで少量を取り、薄く伸ばしてなじませてください。仕上げに乾いた布で乾拭きすれば尚良いです。ブリオには保護・ツヤだし効果の他に撥水効果や防カビ効果もあるので、汚れや水濡れから革を守ってくれます。

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